Illustrator の行送り設定

割と初心者向けの内容ですが、Illustratorを使って自分で本を作ったりする方は知っとくと便利かな、という情報です。
なお、本文で使用しているスクリーンショットのIllustratorのバージョンはCC2017です。


Adobe Illustrator を使ってカタログやチラシを制作する際に、デフォルトの行間が本文やキャプションなどに使用する場合は読みやすくて良いのですが、タイトルや見出し等に使用した場合、行間が広すぎることがあります。

行間を調整する場合、文字パレットの「行送り設定」を弄って調整する場合がありますが、そのやり方だと後から文字サイズを変更した際に、行間が詰まってしまったり開き過ぎたりしてそのたびに「行送り設定」で何度も直さなくてはならず、少々面倒です。

上の画像はイラストレーターで

・見出し部分 12pt、行送り自動(21pt) ヒラギノ明朝pro W6

・本文 10pt、行送り自動(17.5pt) ヒラギノ明朝pro W3

としたものです。(文字内容はイラストレーターデフォルトのサンプルテキストです)
本文は読みやすいですが、見出し部分は(好みもありますが、、)もう少し塊感だしたい、と思います。

上の画像では、先ほど述べた文字パレットの「行送り設定」を弄って行送りを16ptにしてみました。少し塊感が出て見出しらしくなりました。

しかし、「もう少しタイトルを大きくしよう」と思って、文字パレットの「フォントサイズ」を16ptにすると・・・

フォントサイズが大きくなったのに、「行送り設定」がそのままなので行間が詰まりすぎてしまいました。
この後、もう一度「行送り設定」を任意の数値に修正すれば解消できますが、これをフォントサイズを変えるたびに何度も行っているのはさすがに手間です。

 


 

そこでオススメの方法は、

段落パレットの右上メニュー→「ジャスティフィケーション設定」→「自動行送り」部分の数値を変更して行間を調整する方法

です。(設定する前に、「行送り設定」を「自動」に戻しておいてください)

まず、段落パレットの右上メニューを押すとプルダウンメニューで下から5行目ぐらいに「ジャスティフィケーション設定」と出てきますのでそれを選択します。

上記のようなパレットが出てきますので、「自動行送り」の175%(175%がデフォルトです)を任意の数値、今回は130%としてみます。(左下の「プレビュー」ボタンを押しておくと、設定が確認できるので便利です)

だいぶ落ち着きました。

ただ、本文とのバランスが悪いので、やはり見出しのフォントサイズを元に戻したい。。。

見出しのフォントサイズを12ptに戻しましたが、行送りも自動になってますので比率を保ったままです。後は見出しと本文のテキストボックスの配置を整えれば終了です。

 


 

いかがでしたでしょうか?すでにご存じの方も多い設定内容だと思いますが、設定場所が分かりづらいこともあり、知らない方が多いように感じてました。

ご参考になれば幸いです。